新世紀出発に呼応するかのように、あらゆる面において起こっている社会変革のなか、私たちは、小諸市および周辺地域のさらなる発展を願い、「まちづくり」や「地域おこし」の活動を続けてまいりました。 |
モノ中心の20世紀からココロの21世紀への転換が叫ばれている通り、まちづくりもハード中心からソフト中心に変わっていかなければならないことは明らかです。これからは従来のような物流によるまちづくりではなく、「情報によるまちづくり」が実現可能であり、地域を生かす方策であると考えます。 |
私たちはこれまでの活動を通じて、IT時代と呼ばれる時流を活用しながら、地域のさまざまな資源活用を主体にした、生活者にとっても訪れる人にとっても、価値の見出せるコミュニティづくりに取り組む必要性と、その機運が生まれてきたと確信するに至りました。今後はさらに活動の範囲をひろげ、「地域の誇り」「地域の暮らし」「地域の新しい力」を3本の軸にした、立体的な地域づくりを市民に呼びかけていきたいと思います。 |
そこで私たちは、活動の拠点となる事務所を置き、活動を通して育まれる物的・人的な資源情報を蓄積し、また、これらの情報の活用において、継続性と一貫性をもって 社会的に認知された活動を行うために、組織の法人化を決意しました。 |
この法人は、私たち市民一人ひとりが、自らの暮らす地域をよく知り、誇りに感じて、いきいきと暮らしていくことのできる、地域資源の情報を軸にした市民コミュニティ醸成のために、次の活動を行います。 |
(1) 地域資源の調査研究(調査研究) |
(2) 地域資源を情報として活用するための整備(広報・情報整備) |
(3) 地域資源の開発・育成(地域資源発展・市民コミュニティ醸成・パートナーシップおよびネットワークの形成) |
以上の考え方と活動を通して、これからの新しい時代にふさわしい個性豊かで創造的な活力のある地域社会づくりに寄与することを目的として、特定非営利活動法人「こもろ情報ひろば」を設立します。
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平成13年5月10日
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特定非営利活動法人 こもろ情報ひろば
理事長 木島和郎
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